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年末ですから…教員の仕事についてでも…
年末進行になりました。
ここ数日は「仕事から外れて」ホッとしております。
それまでは仕事詰めで息もつけなかったからです。
このページに某SNSから飛んできている人(私と接点がある人)ならばご存知の通り、私は朝から夜まで仕事詰めですからね。
典型的な1日をご紹介しましょう。
04:30 起床
04:50 出発準備などをする。メールチェックなども
05:15 出発
07:30 勤務校到着
07:50 仕事を始める。(それまでは手洗いうがい、朝ご飯)
09:10 1限の授業開始
13:00 4限の授業終了(それまで空き時間は無い)
助手君にお昼ご飯の調達を頼んでおいて、それを食べる。
助手君に頼みごとだから、彼の分も出すわけで…2食分の出費。
14:40 5限の授業開始
16:30 7限の授業終了(空き時間が1時間あることもある)
それから部活指導
18:30 部員を下校させる。
ここからが授業準備やらなにやら
19:20 退勤
21:40 帰宅(帰りの方が時間がかかる)
晩飯(軽く) ・風呂など
22:30 机に向かって、翌日や翌々日の為の勉強と授業準備。
00:30 就寝
04:30 起床…と続く。
通勤時間が多く、それを削ればという意見も出るでしょう。
しかし、転居となると、莫大な費用がかかります。
賃貸ですと、当座費用が約4ヶ月分の家賃と転居費用がかかります。
普通の若い先生とは違い、持ち物も半端じゃありません。
書籍だけでも5000冊は移動しなければなりません。
その他の荷物も合わせると、ちょっとした会社の引越並です。
現在は親と同居ですが、親と別居となると、家財道具も有る程度買わなければなりません。
そんなだと、凡そ150万円はかかると思われ、そうそう簡単に引越できないのも事実なのです。
休みはというと…
週休1日かどうか。というところです。
片方の学校には2日しか出校していないのですが、もう片方は4日出校しております。そのもう片方の「遠い方」の学校では、部活やらなにやらという仕事があるのです。(近い方の学校での勤務は出勤時間が8時程度で退勤時間が16時半で、片道1時間20分程度なので、もっと楽な感じです)
夏休みは「部活」と「夏期講習」、それと「夏の行事」が入るので、休みなんてありません。それが教員というものです。今年も夏休みは2日しかありませんでした。インフルのおかげで、学校が閉じられた時期があり、そこで多少の休みもどきが得られましたが、他に積み残しだった仕事があったので、それをしなければならず、結局のところ、お仕事でしたしね。
こんな感じで、年間労働時間がおおよそ2800〜3200時間の間ですが、もらっている給与は「非常勤のため」2つの学校を併せても年額500万円程度にしかなりません。この手の商売は1時間の労働で3500円程度にならないと割が合わないのですが、私の場合は割が合うどころか、半額程度以下です。民間企業ならば軽く1000万円はもらえる仕事の質と水準を維持しております。(生徒の進学相談や指導も担当しており、抜群の進学実績を誇っております。担当クラスも特進と一貫制ばかりで…)
あ、お読みの方、専任教員になれないと、こういうことがありますので、教員勤めはよほど好きでない限り、お勧めいたしません。向いていれば、これでも苦にならないのですが、向いていない人にとっては地獄です。
向いている人にとっては天国ですけどね。
なお、例外として…
技術系の教員、情報科の教員(兼務している人が多いでしょう)は、別なようです。
jupiterの投稿(23:38:08-2009-12-29) -
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