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2007-04-07

デジカメ狂詩曲

 いつもの如く、土曜日は忙しいので、第一土曜日にあるカメラクラブの例会には遅刻することになっている。(年に2回位でしょうか?遅刻しないのは…)届けてあるのだから、これは問題ないし…。まず、運営委員つまり重役なので、それはそれで良いでしょう…。

 さて、今日もその例会だったのですが、デジタル部門の作品映写が続いていました。今日は年に一度の総会がある日。いつもより40分程度早めに切り上がらなければならない日です。
 なのに!
 まあ、デジカメだと、考え無しに撮影するのでしょうか、何を言いたいのかさっぱり分からない写真ばかりで…見ていてうんざりです。 プロや目的意識を持っている人とは明らかに違います。

 正直なところ…はっきり言いたかったです。

「へたくそ!」 

 しかし、これを言ってはお終いです。特に私が言っては元も子もなくなってしまいます。だから言えないのですが…。

 ただ、それが数枚で終わるのなら問題はありません。
 しかし…一人当たり20枚も30枚もあると…、うんざりしてきます。見たくないです。作品ではなくて、記録写真でしかなかったり、何かお話の種としか思えないようなモノだったり…。あと、手軽さ故の的を絞れていない「要点の無い写真」だったりで、何だかさっぱりわからない…。

やっぱり、デジカメは記録写真や集合写真、記念写真に向いているモノだ…と思いました。 

 あと、ちゃんと真面目に写真を考えている初心者や若者用のモノだな…とも思います。コンパクトカメラとして考えている、弟分や助手君が使えば、良い写真が出来ると言えましょう。

 カメラクラブでは、そういう生き方ではないはずです。
 作品を作ってなんぼのはずですから…。
 もっと作品を作ったら…という気分になりました。
 それで、スライドの人をやる時間があおりをウケて非常に少なくなりました。あれでは失礼です。何人かお持ちだったのですが、あんなにパッパとやってはいけませんね。明らかにスライドの人の方が出来は上なんですから…。(一瞥しただけではっきり分かるくらいの腕の違いがありました。デジカメ派の人たちは初歩から学び直したほうが良いのではないでしょうかというような不出来でしたね…)

 撮影会に行くのは良いですが、おんなじ様な作品を代わる代わる見せられて…面白くなかったですね。


 で、今日はスライドを用意していったのです。
 ここ3ヶ月程出していなかったので、ちょっとまとまった数を用意しました。コダクロームも終わりが近いので、20年前の写真なんかも用意しました。当時もコダクロームを使っていたのでね…。色んな話しを準備していたのです。カメラクラブの人なら、興味を持つだろう話しです。
 しかしながら、2,3分でやるようなことを言われたので、引き上げました。デジタルの人の時間配分からすると、余りにも失礼な話しです。こっちは2ヶ月以上も前から用意をし始め、夜なべ仕事で準備をして、頼まれモノもあったので、ギリギリの時間にやっと出席出来た位なんですからね。バカにされたとしか思えません。

 今日予定していた話し。
● 桜や梅を始め、いくつかの草花などの写真。
● 家の近所の野良猫の写真。
● 天体写真3枚。
● コダクロームの写真(最近のモノと20年前のモノ)

 しかしながら、全てはお蔵入りになりました。もう持っていきません。

 というか、当分、写真は持っていかないことにしました。
(ヘタすれば金輪際持っていかないことになりそうです)

 夏場にでも弟分や助手たちとキャンプでもした際に、スライド映写でもすることにしようと思います。
22:23:52 - jupiter -